固定資産評価証明書

「固定資産評価証明書(こていしさんひょうかしょうめいしょ)」とは、固定資産税などの算定の基となる、不動産の評価額(いくらぐらいの価値があるか)が記載されたものです。

不動産の公的な評価額の証明書として、不動産を目的とする訴訟の訴額算定などに必要となります。

不動産の公的な評価額の証明書には、このほかに「公課証明書(こうかしょうめいしょ)」というものがあります。

公課証明書には、固定資産評価証明書の内容に加えて、税額・税率などが記載されています。

公課証明書は、不動産競売申立事件の際などに添付資料として提出します。
(不動産競売申立ての際には、固定資産評価証明書ではなく、公課証明書が必要です。)

これらの証明書は、いずれも市町村に申請することにより、発行されます。
ただし、誰でも取れる不動産全部事項証明書(不動産登記簿謄本)と異なり、本人・同居親族・相続人などの限られたひとしか取得できません。

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