「債務(さいむ)」とは,契約を結んだりすると発生する,相手に”○○をしなければならない義務”のことです。
債権の対義語ですね。
債務を負っている人(相手に○○をしなければならない義務を負う人)を「債務者(さいむしゃ)」といいます。
債権の項と同じ例でいうと
A子「そのお菓子ひとつちょうだい?」
B子「いいよ」
というやり取りがあった場合,
B子には”A子にお菓子を引き渡す義務”が発生します。
B子は,A子に対して債務を負っていることになり,債務者になります。
債務の内容を行うことを,債務の履行といいます。